メッセージのプロパティ
このタブを使用して、送信するメッセージに追加するメッセージ・プロパティを指定し、受信したメッセージのメッセージ・プロパティ(必要な場合)を受け取る場所を指定します。
メッセージ・プロパティは2つの方法で送信できます。
1. 構成を使用する
2. コンマ区切りファイルを使用する。MSG_SENDアクティビティでは、type, name, valueの形式にする必要があります。
[タイプ] |
文字列。長さ1: J - JMSxxxxxxプロパティでのみ使用。この規則に従わない場合、アクティビティが異常終了します。 S - [String]、文字列タイプのプロパティに使用。 I - [Integer]、整数タイプのプロパティに使用。有効な整数の範囲は-2147483648〜2147483647 (両端を含む)です。 B - [Boolean]、ブール値タイプのプロパティに使用。 H – [Short]、ショート値タイプのプロパティに使用。有効なショートの範囲は – 32,768〜32,767 (両端含む)です。 L – [Long]、ロング値タイプのプロパティに使用。有効なロングの範囲は -9,223,372,036,854,775,808〜+9,223,372,036,854,775,807 (両端を含む)です。 F – [float]、ダブル値タイプのプロパティに使用。有効なダブルの範囲は1.40129846432481707e-45〜 3.40282346638528860e+38 (正または負)です。 D – [double]タイプのプロパティに使用。有効なfloatの範囲は4.94065645841246544e-324d〜 1.79769313486231570e+308d (正または負)です。 |
[名前] |
文字列。長さ32 |
[値] |
文字列。長さ10000 |
同様に、MSG_RECEIVEアクティビティを使用して、受信メッセージに含まれるメッセージ・プロパティを上記の形式のファイルに書き込むこともできます。
静的な値を持つ(この構成を使用して送信される各メッセージが同じ値を持つ)メッセージ・プロパティの場合、通常は、メッセージ・プロパティとその値を構成で直接指定します。送信するメッセージごとに値が異なるメッセージ・プロパティの場合は、コンマ区切りファイルを使用してメッセージ・プロパティと値を指定します。
同じプロパティを構成とコンマ区切りファイルの両方で指定すると、後者が優先されます。
[メッセージ プロパティ ファイルのパス]
このセクションで、コンマ区切りファイルの場所を指定します。これは任意です。このファイルを介して、メッセージ・プロパティの取得(MSG_SENDアクティビティ)、およびメッセージ・プロパティの出力(MSG_RECEIVEアクティビティ)を行います。
[送信] |
フォルダーの完全修飾名。MSG_SENDアクティビティがこのフォルダーを検索し、送信メッセージに追加するプロパティのセットを含むファイルを見つけます。 |
[受信] |
フォルダーの完全修飾名。MSG_RECEIVEアクティビティが、このフォルダーに受信したメッセージ・プロパティを出力します。 |
[メッセージ プロパティ]
このセクションで、あらかじめ定義されている(JMSFileService)メッセージ・プロパティの値を指定するか、ユーザー定義のメッセージ・プロパティの名前と値を指定します。
あらかじめ定義されているメッセージ・プロパティ
LANSA IntegratorのJMSFileServiceを介して使用する場合、すべてのメッセージ・ブローカー・システムに共通なメッセージ・プロパティが、リストにあらかじめ入力されています。これらのプロパティの名前はJMSで始まります。
あらかじめ定義されているプロパティは削除できません。ただし、値をブランクにすることはできます。値がブランクのプロパティはMSG_SENDアクティビティで使用されません。
ユーザー定義のプロパティ
この構成を使用してメッセージとともに送信されるユーザー定義のプロパティを、追加したり削除することができます。
プロパティを追加するには、[追加]ボタンをクリックしてプロパティ名と値を入力し、プロパティ・タイプを選択します。
プロパティを削除するには、リストでプロパティ名をクリックして、[削除]ボタンをクリックします。ただし、あらかじめ定義されているプロパティは削除できません。