アプリケーションはどのくらいの期間でRAMP化できるか?
重要:この答えは、既存の5250画面を再利用するRAMPステージ2のみに関係します。5250画面をVisual LANSAコンポーネントに置き換えるRAMPステージ3には関係しません。
採用する手法に依存します。
次のような4つのメニュー(または他の共通アクセス・ポイント)と36個の他の画面で構成される単純な5250アプリケーションを考えます。
次の手法を採用することをお勧めします、
1. 最初に、高速ナビゲーションの刷新を実行します
この例では、A、B、C、Dの4つのメニュー(またはアクセス・ポイント)のみを識別および定義し、それらを完全な画面目的としてRAMPにスナップインします。
これで、ナビゲーションが刷新されている5250アプリケーション全体を、エンド・ユーザーに配布できます。
通常は、アプリケーション自身(少なくとも一部)を完全に刷新して、アプリケーションの価値を高めることも行います。
このステージで「アプリケーションはどのくらいの期間でRAMP化できるか?」という質問に答えることは簡単です。1つのメニュー(または共通アクセスポイント)に付き15分です。したがって、この例では、1時間(4x15分)になります。
2. 次に、選択したアプリケーションを刷新したり、刷新したアプリケーションを付加します。
ここでアプリケーション領域A、B、C、Dを評価します。
· それぞれの使用頻度はどれくらいですか?
· 完全な刷新を行うことで、ユーザーの生産性は向上しますか?方法は?必要な処理は何ですか?
· 完全な刷新を行うことで、ユーザーの操作性は向上しますか?方法は?必要な処理は何ですか?
· 完全な刷新は、製品のデモンストレーションやマーケティングを支援しますか?方法は?必要な処理は何ですか?
以上の評価に基づいて次のような決定を下す場合があります。
· アプリケーション領域Aを刷新し、それを初期リリースとしてエンド・ユーザーに配布する。
· その後、アプリケーション領域Cの60%を刷新し、それを新バージョンとしてユーザーに配布する。
· アプリケーション領域Dの完全な刷新は行わない。ビジネス価値が向上しないため。
· 最後にアプリケーション領域Bの25%を刷新し、最終バージョンをエンド・ユーザーに配布する。
「アプリケーションはどのくらいの期間でRAMP化できるか?」という質問の答えは、この手順で決定する刷新の方法により異なります。
質問には、完全な刷新を行う部分や、刷新に必要な仕事量とその順番などが決まるまで答えることはできません。
キー・ポイント
· ナビゲーションは非常に短時間で刷新できる。
· アプリケーションの刷新には時間がかかるが、価値が大きく向上する。
· 刷新した5250アプリケーションは付加的に配布できる。1度にすべてを刷新する必要はない。
· RAMPで使用するためだけに、すべての5250アプリケーションの完全な刷新を強制されない。
· 一部のアプリケーションについては完全な刷新を行わず、後で新しい Visual LANSA コンポーネントに置き換えることができる。