従来の詳細表示でのスクリプト
この例では、2つの非常に単純な5250画面をRAMPで刷新する方法を説明します。
1番目の画面GETORDERは、受注番号の入力を要求し、2番目の画面SHOWORDERは、受注の詳細を表示します。
ユーザーは、F12ファンクション・キーを使用して受注の照会を繰り返します。
刷新バージョン
アプリケーションを刷新するには、5250画面を識別して、その画面の操作のスクリプトをRAMPに定義します。
· GETORDER画面はJunction画面になります。この画面は表示されません。
· SHOWORDER画面はDestination画面になります。
刷新されたアプリケーションでは、ユーザーがインスタンスリストから受注を選択すると、SHOWORDER画面に選択した受注の詳細が表示されます。
GETORDERには、vHandle_NAVIGATETOファンクションを含むスクリプトがあります。このファンクションはSHOWORDER画面を表示します。
SHOWORDER画面には、以下を含むスクリプトがあります。
· vHandle_NAVIGATETOファンクション。これには、SHOWORDER画面をキャンセルするコードが含まれています。
· vHandle_BUTTONCLICKファンクション。すべてのファンクション・キーはSHOWORDER画面で表示されず、使用不可に設定されているので、このファンクションはSHOWORDERに対して実行されません(ユーザーは、インスタンス・リストの別の受注をクリックするだけで、別の受注の詳細を表示できます)。
· ユーザーがインスタンス・リストの受注をクリックするたびに、SHOWORDERのvHandle_NAVIGATETOファンクションがナビゲーション・ネットワークに戻るために実行されます。そこでは、選択された受注の詳細を示すSHOWORDERS画面を表示するためのナビゲーション・パスが作成されます。
このタイプのナビゲーションの詳細については、チュートリアル「RAMP-TS009:ナビゲーションの追跡」を参照してください。