チャンネルのキャリブレーションを行う

NI DAO Task Config

チャンネルのキャリブレーションを行う

チャンネルキャリブレーションウィザードを使用して、ソフトウェアチャンネルキャリブレーションを仮想チャンネルに追加します。チャンネルキャリブレーションは、センサ、ハードウェア、および測定ソフトウェアを考慮し、すべてのスケールおよびハードウェアキャリブレーションに加えて、補償を測定に適用するため、測定の精度が向上します。

DAQアシスタントからチャンネルキャリブレーションウィザードを起動して、アナログ入力仮想チャンネルのキャリブレーションを行うには、以下の手順に従ってください。

  1. 既存のタスクまたはグローバルチャンネルを選択するか、新規タスクまたはグローバルチャンネルを作成します。
  2. DAQアシスタントでキャリブレーションタブをクリックします。
  3. チャンネルリストから1つまたは複数の仮想チャンネルを選択します。複数の仮想チャンネルのタイプを選択することはできません。異なる測定タイプの仮想チャンネルを選択した場合、キャリブレートボタンは無効になります。
  4. キャリブレートをクリックします。

チャンネルキャリブレーションウィザードが起動します。画面に従って、選択した仮想チャンネルのキャリブレーションを行います。必要に応じたデータポイント数のキャリブレーションを行い、キャリブレーション表を生成することができます。

チャンネルキャリブレーションウィザードは、キャリブレーションを行った各仮想チャンネルのキャリブレーションのプロパティのセットを格納します。DAQアシスタントのキャリブレーションタブにあるプロパティを選択してキャリブレーションを履歴を表示し、キャリブレーションを確認して、選択した仮想チャンネルを再キャリブレートし、キャリブレーションレポートを生成します。異なる測定タイプの仮想チャンネルを選択した場合、プロパティボタンは無効になります。

仮想チャンネルのキャリブレーションを行った後に、キャリブレーション有効化をクリックして、キャリブレーションを有効または無効にします。キャリブレーション有効化が無効な場合、キャリブレーションは保存されますが、選択した仮想チャンネルには適用されません。キャリブレーションを削除する場合は、チャンネルリストで1つまたは複数の仮想チャンネルを選択して、キャリブレーションを削除をクリックします。

キャリブレーションタブにあるキャリブレーション日と有効期限に、最後のキャリブレーションが実行された日とキャリブレーションの有効期限が終了する日が表示されます。これらの表示器が無効な場合は、異なるキャリブレーション日または有効期限を持つ、またはキャリブレートされていない仮想チャンネルが選択されています。